学校教育の在り方について 
       (解説)不動産コンサルテングマスター 
           河 合 恭 伸

● まえがき

公立の小中高校で授業で使用される無償配布の教 科書は、地区の教育委員会が各出版会社から資料 を取り寄せたものから、採択して配布しています。

小中学校に通う姉弟がいなくても、一度、図書館 に立ち寄り読んで欲しい。多くの場合、如何に偏 向的な教育が行われているか理解できると思いま す。

● 教科書の選定方式

教科書の出版会社は文科省の「教科書作成指導基 準」に従って作成し、目録を文科省に提出します。 併せて見本を教科書選定審議会に提出し、教科書 センターにも展示します。都道府県の教育委員会 は文科省からの図書目録をみて審議会に助言する と共に市町村教育委員会にも図書目録を送ります。

教育委員会の中の選定委員会が採択を決定し、各 市町村に連絡します。これらの作業は4年に1度 のため、出版社にしては大変な事業です。

去る今年の3月に令和2年から使用する教科書が 決定しました。その中で、北方四島が日本領で無 く白塗りとされています。北海道は7世紀頃から 既に日本の支配が及んでいるのに、北方四島や竹 島が日本の固有の領土あることに触れることを差 し控える空気があります。

文科省は単純ミスとしていますが、これほど重大 なことがミスとして看過されることに、不純分子 の活動を感じます。

採否の決定は現場の教員にも、税金を負担する国 にも決定権は無く、教育の独立を錦の御旗にして、 多くは都道府県教育委員会の権限となっています。 戦前は国定教科書として文部省が教科書を作成し ていましたが、戦後は一時学校単位で検討し採択 していたが、教科書無償制度が敷かれ現在の方式 になっています。

● 選定上の問題点

文科省の教科書策定の指導方針に、従軍慰安婦や 南京虐殺事件、竹島・北方四島の取り扱いが、最 近まで国益に沿わないものであったり、実質採択 権限を持つ都道府県の教育委員会が今なお日教組 の牙城になっていたりするため、採択に相応しい 教科書の採択が損なわれています。

そのため、大事な子弟に誤った自虐史観や社会主 義的な思想を美化する様な教科書の採択が行われ ています。

● 低学年の教育の重大性

人間は小さい頃に慣れ親しんだ事に執着します。 従って、小中高校時代にすれ込まれた考えに人間 は支配されるので、教科書の選定は極めて大事な ことです。小さい頃は人格形成の涵養が必要です。

成長するに従い、色々な知識を獲得すればいい。 その大事な時期に、日本が好きになれないように 教育を受け、郷土愛、愛国心、相互扶助を否定す るような教育を受けた人間が、どんな人間になる か想像できます。いまの幼児虐待、両親虐待、公 共心の欠如した出来事の根本原因は、この幼児教 育にあります。

● 教育委員会の解体

最近の学校トラブルに対する教育委員会の対応を 見ても判るとおり、本来の機能を果たしていない。 教育委員会は解体し、現場の教師に教科書採択の 権限を下ろすべきです。

責任が重大であるだけに、教師の素質向上が求め られるところですが、権限を分散化することで悪 貨は排除され、少しは事態が改善に向かうものと 思います。なにもしないのが一番悪い。

以上


 


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