国会論ぎ゜のすれ違いについて 
       (解説)不動産コンサルテングマスター 
           河 合 恭 伸

● まえがき

沖縄辺野古への基地移転が大きな問題になって ますが、肝心のことが少しも討議されていない ような印象を受けます。先に二度目の住民投票 がなされ、基地移転に反対する意見が多数であ るとの民意があったので、辺野古基地移転を中 止して欲しいと、沖縄知事が安倍首相に申し入 れています。

安倍首相は意見は意見として聞きますが、今の 基地問題の解決のため、当初の方針に従い移転 工事は進めますとしています。

国会で野党は住民投票の結果を無視するのかと 詰問しますが、多数与党は野党の意見を無視し ています。

● 国防はどうあるべきか

いまある沖縄の基地の周辺に住宅が密集し、飛 行機事故があると学校や住宅が危険にさらされ ている。その一部解消手段として住宅密集地の 基地野返還を受けて、必要なき基地を辺野古に 多額の費用を掛けて移転工事が進められていま す。

その移転先の決定には長い年月の地元との協議 の結果決めたものです。その新設予定の基地工 事に反対表明がなされていますが、その以前に 基地が沖縄に多すぎるとの意見も添えられてい ます。

日本の仮想敵国は国防予算が毎年GDPの10% 近い予算で軍事力を増強し、尖閣諸島、東シナ 海、南シナ海で不穏な動きをしている中共です。 中共の掲げる防衛計画の第一次防衛線は日本を 起点に沖縄、台湾を中共の支配下に置区とし、 日本は東海省とするしています。こんな動きに 防衛するためには沖縄は重要な防衛拠点になり ます。

そんな沖縄に住む人を守る為にも、誰が見ても 沖縄に基地は必要です。基地問題はその現実を 見た上で、基地の受け入れを容認して貰う必要 があります。守って欲しいが、基地は置かない でくれでは、国として防衛できないのです。

もし、他に移転を出張するなら、何処に基地を 置くことが防衛上適切化の論議から始めるべき です。非現実的な提案をされても受け入れはで きないのです。

● 国会論議について

沖縄の人は先の大戦で戦場となり、大変な苦労 をされました。今また、仮想敵国の横暴な振る 舞いのため、基地問題に悩まされています。そ れら基地の選定は米国が決定したもので、日本 政府の発議によるものものではありません。だ から不必要だというのではありません。

自主防衛をどのように進めるべきか、米軍基地 協定の不平等性の改善をどうすべきか。仮想敵 国の行動を制限するにはどうすべきか等が正面 から論議すべきにも拘わらず、与野党とも取り 上げない。その不自然性に我慢ならなのです。 ひいては国の為命を捧げて頂いた人たちへの感 謝が足りず、一国の首相、天皇の靖国神社参拝 せずに、外交問題にしてしまっています。


 


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