中共の野望について 
       (解説)不動産コンサルテングマスター 
           河 合 恭 伸

● まえがき 中国とは隣国として昔から交流がありましたが、 常に友好的関係であったのでなく、日本は幾度 となく彼らの侵略の危機に遭遇してきました。

いま再び独裁国家としての中共の毒牙が迫りつ つあるとき、過去の歴史に学ぶ必要があります。

● シナ大陸の政府

広大な中国大陸には多くの民族が興亡を繰り返し 覇権を唱えてきましたが、比較的短期間で入れ替 わり、一つの民族が5千年統治してきた国ではあ りません。秦は14年、漢も14年、三国時代は 40年、モンゴルこと元朝は460年です。

漢が百済を攻めたとき、大化改新で混乱する中で、 歴代友好国であった百済からの支援要請を受けた 日本は渡海したが、唐軍により663年白村江の 戦いで日本側が大敗した。

1274年鎌倉時代の蒙古襲来時はモンゴル族と 高麗族の連合軍による侵攻を受けています。近く では日清戦争の相手清国は満州族による国家でし た。

何れもシナ大陸で色々な民族が興した国が政権を 握り、覇権国としての日本侵攻です。中国ではこ れらは「易姓革命」の思想で、天が必要とする民 族が統治しているのだとしています。今の中国共 産党も5千年の歴史を持つ国ではなく、70年前 に樹立した軍閥でしかありません。

その中共は住民の意思で作られた政府でなく、軍 事力を背景にした利権集団です。統治の都合上、 自分に都合の良い歴史をねつ造し、皆のために立 ち上がった政府であるとしながら、党の最高幹部 同士の覇権均衡の上で存在しています。

従って、自分達の利権体制に反抗する勢力は自国 民であっても抹殺することになります。そこでは 自由も民権も否定する独裁国家の論理で行動しま す。

利権集団は常に潜在的に覇権を求めて活動します ので、自国を中心として周辺国にその隷属を強い ることになり止まることはありません。

● 中共の姿勢

中共の本質は覇権国家で有り、覇権のためには歴 史を歪曲し、ウソを言っても許されると考えてい る集団です。如何に巧言令色を弄しても、本質的 に覇権活動を止めることはありません。

覇権国家として維持するためには軍事力こそが最 大の力の源泉です。従って、都合の良く社会主義 国としての衣を着、必要に応じて資本主義経済を 利用し、潜在的に軍事力の拡大を図る性格を持っ ています。

彼らは独裁国家の故に民意を意識せずに政策が採 用でき、人口を市場として開放するかに見せなが ら、投資を呼び込んで資本の充実、技術の獲得を 図ってきました。

最近は情報機器の進歩でネット技術を利用して摂 取し、MMT理論を巧みに利用して資金を創作し、 国際通貨でない元を貸与しながら、返済はドルを 要求する狡猾さで外資を稼いでいます。

中共の本質は独裁国家で有り、言論の自由と国民 主権を認めない覇権国で、自由主義諸国と本質的 に利害が反する国です。

やっと米国は最近そのことに気づき、米中貿易戦 争を仕掛けていますが、シナ大陸に多くの利権を 持つ国々の企業の反対に遭って理解を得るまでに 至っていません。

● 日本の姿勢

安倍首相の姿勢を見ていると円元スワップ協定を 結び、習近平主席の国賓待遇により招待し、尖閣 諸島の公船による侵入や東シナ海で石油ガス採掘 を許す政策を見る限り、事なかれ主義としか見え ない。

今こそ、防衛力を充実を図り、移民受入れの縮小 に梶を切り、万一に備える行動が求められていま す。米国の貿易戦争で今の政権が倒れて政治的混 乱が起きたとしても、中共の独裁国家体制が崩壊 するとは考えにくいことを肝に命じて政策を進め て欲しい。

中共の支配下に置かれ、二度と戦前の様な生活を 味わいたくないものです。


 


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