- 建築部材についての基礎知識 4 -



合 板
合板(プレイウッド)は、木材を機械でかつら剥きして作られた単板(ベニヤ)を繊維が縦横になるよう、接着剤を用いて貼り合わせて作ります。そのことで木材が持っている欠点が補整され、強度性、安定性、加工性、耐震性、断熱性、健康性、経済性が得られるようになりました。

こうした合板の基礎となる技術は既にBC15の古代エジプトで行われ、わが国では明治40年に浅野吉次郎が独自に切削用機械(ベニヤレース)を開発して実用化しました。
使用される木材は当初南洋材が主でしたが、資源の枯渇もあり、今では植林に依る再生可能な針葉樹が主流になっています。標準的に5枚(5プレイ)の単板を貼り合わせますが、3,7枚など用途と厚みに応じて貼り合わせて作られます。作られた合板の素材は元来天然材なので、できるだけ安定した製品にする必要があるので日本農林規格(JAS)により12種類に分類、基準化されています。

こうして作られた合板は、その素材の特性を生かして色々な場所で利用され、その用途に応じて作られ普通合板から構造用合板、特殊加工化粧合板。また、防虫、防炎、難燃加工が施されているものがあります。その結果、用途が幅広く建築、家具、楽器、梱包等様々なところで用いられ、今ではなくてはならない資材となっています。

コーキング材
目地などを詰め、防水を施す材料として当初「油性コーキング材」(表面は硬化するが内部は硬化しにくい材料)を使用していたことから、コーキングと言われています。しかし、今は同じ目的の様々な材料「シーリング材」が開発されてきましたので、シーリングとも呼ばれています。使われる場所や語感で使い分けているのが実態です。
そのシーリング材には、予め材料の形が定まっている詰め物の「定形シーリング」(ガスケットとも言う)と、目地に詰める段階ではペースト状で、暫くして硬化する「不定形シーリング」とがあります。一般的には後者をシーリング材と呼ばれることが多いようです。
何れにしても、コーキングは異なる材料や施工誤差の大きい繋ぎ目に起こる隙間、振動等によって形状が変化する隙間、他の材料で防ぐことの難しい雨水などを防ぐ目的で使用されます。住宅で使用されるものの寿命は5−8年程度なので、ある程度年数が経過すれば目視点検をすることをお勧めします。
材料は主にシリコーン系、ポリウレタン系、変成シリコーン系、ポリファルサイド系の4種類があり、空気中の水分と反応して硬化する湿気硬化型の1成分形のものと。基材に硬化剤を混合させて硬化させる2成分形のものがあります。その特性は様々なので、専門の業者が使用目的にあった材料を使って頂けるよう、確認することが必要です。似た言葉に「シーリングライト」というのがありますが、これは天井に直着けし、室内を満遍なく照明する器具のこと。「シーリングファン」は天井に取り付けた扇風機で、室内の空気を循環させるためのもので、コーキング材とは全く関係ありません。
コンクリート製品
前に紹介した「ブロック」もコンクリート製品の一つですが、この他コンクリート製品には、U字溝、用水路側壁のような箱状・ブロック状のものや、電柱、マンホール、ヒューム管のような筒状のものがあります。
これらの既製品を利用することで、現場の施工が大幅に効率化ができるメリットがあり、いろいな所に利用が進んでいます。最近は地下貯水用タンクや石積みの模様を表面にデザイン加工した河川側壁があり、小魚の住みかまで用意したものが開発されています。
製造は専用プラント工場で、骨材とセメントのタンクをベルト・コンベアで結合し、流動化、収縮調節、固化時間調整、強度調整等の混和剤を混合して成形工程に運ばれます。ここでは製品の強度を保つ為に必要な鉄筋が、型枠の中に納められ、剥離剤の吹き付けられた中にコンクリートが流し込まれます。
その後、型枠を振動台の上で、約8時間65度程の蒸気養生室に置きます。自然環境では1週間必要な強度にすることができます。型枠から外して更に2週間ほど製品置き場に寝かすことで、最終的に実用的な強度が得られます。
その後、外圧試験をし、梱包し出荷されますが、最近は、兎角潤いのないこれら製品に、石積みの模様を付ける他、製品の擁壁に凹凸を作って、土壌を充填した緑化型のものが開発されるなどされています。
コンクリートプロック
通常「コンクリートブロック」と言うと、単に「ブロック」と略称され、塀や基礎などに使用されている身近な建築資材で、中空状態のあめコンクリートで作られた方形のものが想像されます。
こうした同じような構造でありながら、最近は表面を木目や天然石などに似せて化粧し、デザインが施され、色彩豊かで意匠性の高い商品が発売されるようになってきました。また、コンクリートの表面にある穴(ポーラス)を常温ホーロー加工したり、ガラス質で覆ったりして、落書き、汚れ防止し、配筋への耐腐食を高める、耐久性・構造・安全性のより高いものが出回ってきています。
工法としては、ブロック同士の接触面にモルタルを塗り、縦横に鉄筋を配筋を埋め込んで補強しつつ積み上げる工法がとられます。最近はモルタルにハイフレックス等接着材料まぜて、少ないモルタル(薄目地)で十分接着効果が上がり、施工時間の短縮を図るように工夫されています。鉄筋の周りに入れるモルタルは、打設時にバブレーターや竹竿等を使用して慎重に打設する必要があります。そして、縦の鉄筋は300弌乃至400丱團奪繊淵罐縫奪函砲杷朸擇気譴討い詆要があります。
コンロ
物を煮炊きするコンロは、その熱源を何にするかで使用するコンロが当然変わってきます。大きく都市ガス、プロパン、電気に分けられます。家庭用では都市ガスがかなり行き渡っていますが、地域によってはプロパンの儘のところがあります。また、業務用では火力の違いからプロパンにしているところが多いようです。電気は電熱線によるものと、電磁波を利用したIHに分かれますが、最近はIHが多く使われています。

従来、都市ガスの場合、石炭を原料にしたナフサ・ブタンを改質したものを供給していましたが、中毒しやすい一酸化炭素や大気汚染に繋がる硫黄分が含まれているので、高カロリー化の中で、CO2の少ない天然ガスと少量のLPガスに付臭剤を混合して供給されています。

高カロリー都市ガスのカロリーが11千覆紡个掘LPは24千覆覆里如業務用に多く使われます。IHは17千覆討后E垰團スもハイカロリーバーナーを使用したものは23千覆任后G効率としてはIHが83%で、都市ガスは炎が逃げるので40%になります。
コンロは煮炊きする関係から、その周囲が汚れやすいことと、換気の問題が出てきます。各メーカー共、それらに配慮した製品が供給されるようになりました。

 

 

 

 

 

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